【内部4年生向け】研究室説明会2025を開催します

本学都市工学科の卒論生(新4年生)を対象として、都市デザイン研究室の説明会を以下の通り開催します。
対面で参加される方は906号室に直接お越しください。

■第1回 2025/4/8火 12:20 - 12:50 @ 906
■第2回 2025/4/11金 12:20 - 12:50 @ 906

なお同学科3年生で関心のある方も、参加を歓迎します。
都市デザインを志す皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

フライヤーPDF

吉江俊講師が着任しました

2025年4月1日付で、新たなスタッフとして吉江俊講師が都市デザイン研究室に加わりました。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

【修士課程外部受験生向け】研究室説明会のお知らせ (2025年4月22日(火)19:00〜)

2025年4月22日(火)に他大学および東大他学科からの修士課程受験生向けの研究室説明会を開催いたします。

都市デザイン研究室を受験予定の方、興味をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。

 

■参加方法 ※要申し込み

以下のフォームに必要事項(お名前・ご所属・メールアドレス)を記載してください

https://forms.gle/RoWojMG3vWG17UJs5

※4月20日(日)までにお願いいたします。

 

■日時:2025年4月22日(火) 19:00~20:30

 

■場所:本郷キャンパス工学部14号館906教室/オンライン(zoom)のハイブリッド開催 

 

■お問い合わせ

ご不明点等ございましたら、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

上記日程の参加が難しく、他の日程で見学をご希望の方は、個別にご連絡ください。

info[at]ud.t.u-tokyo.ac.jp

 ※[at]を@に置き換えて下さい。

シンポジウム『東京コンパクト住宅と人々のふるまい』アーカイブ

2024年9月24日(火)に、社会連携講座「持続可能な二地域居住の創造」主催のシンポジウム『東京コンパクト住宅と人々のふるまい』を、東京大学本郷キャンパスHASEKO KUMA HALLで開催しました。
当日の発表内容とディスカッションの内容をまとめた全文アーカイブをPDFで公開します。
ご参加になった方も、見逃してしまった方も、ぜひご覧ください。

<アーカイブ>

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『東京コンパクト住宅と人々のふるまい』全文アーカイブ(PDF:2.1Mb


<当日プログラム>

基調講演
 塚本 由晴(建築家、東京工業大学環境・社会理工学院建築学系教授) 

話題提供
 山本 直・山田 絵美(かみいけ木賃文化ネットワーク )
 池本 洋一(SUUMO編集長・SUUMOリサーチセンター長)
 青木 公隆(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 特任助教)

パネルディスカッション
 塚本 由晴(前掲) 
 山本 直・山田 絵美(前掲 )
 池本 洋一(前掲)
 青木 公隆(前掲)
 矢頭 肇(株式会社オープンハウス・ディベロップメント 建設事業部 部長)
 司会:中島 直人(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 教授)

シンポジウム開催のお知らせ『変わる住まい、広がる暮らし』3月17日(月) 13:30-16:00

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社会連携講座「持続可能な二地域居住の創造」シンポジウム
「変わる住まい、広がる暮らし-二地域居住が描く新しい住宅像」開催のお知らせ

■日時:2025年3月17日(月)13:30~16:00
■開催場所:東京大学 HASEKO KUMA HALL東京都文京区本郷7丁目3-1)
■主催:東京大学大学院工学系研究科「持続可能な二地域居住の創造」社会連携講座
■定員:100名(事前予約制) 
■参加費:無料
■参加申し込み:以下の参加申し込みフォームより参加申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/RkQxPEk4vs8JpitQ9
■ポスターデータ
PDFデータ(1.6Mb)

<開催主旨>

コロナ禍による価値観の変化やテレワークの普及により、場所に縛られない働き方や暮らし方がこれまで以上に進展している。このような背景のもと、東京大学大学院工学系研究科と株式会社オープンハウスグループは、2022年秋に社会連携講座「持続可能な二地域居住の創造」を開設した。本講座では、人口減少、地方の縮退といった社会課題に対応し、都市部と地方の連携を通じた持続可能な二地域居住モデルの研究開発を目的としている。第一回目のシンポジウムでは、都市部の東京コンパクト住宅について議論した。今回のシンポジウムでは、二地域居住者の都市部や地方における具体的なライフスタイルや空間利用の事例を基に、都市と地方における「住まい」の再定義を試み、新たな住まいの可能性と課題などを多角的に議論する。

二地域居住者は、都市部に主な住まいを持ちながら、都市部と地方を定期的に往来する。その目的は多岐にわたり、地方のまちづくりへの貢献や地域社会の活性化に携わる人々もいれば、高齢の親の介護や家族の事情で地方に拠点を設ける場合もある。彼らにとっての暮らしは、都市部だけで完結するものではなく、また、地方における暮らしも単なるセカンドハウスに限定されず、その地域とのつながりを深め、地域社会の一員として生活する拠点となり、社会的なネットワークを構築する場ともなる。このようなライフスタイルを送る二地域居住者の特徴は、都市部に限定して暮らす人々と比較して、生活空間が地方へと拡張している点にある。彼らの生活は、都市部と地方という異なる地域間を行き来することで、空間的にも心理的にも多様な価値観や生活様式を受け入れる柔軟性を持つ。

この二地域居住の広がりに伴い、都市部の住宅は従来の居住モデルからの転換を迫られるのではないか。都市部から地方に生活拠点を広げた二地域居住者によって、都市部の住宅はこれまでのような「充足した機能を備える住まい」から、より「軽やかで柔軟な住まい」へと変化する可能性がある。例えば、滞在時間が短縮される都市部住宅では、居住空間の最小化が進み、シェアオフィスや共用スペースを内包する住宅が新たな選択肢として注目されるかもしれない。また、長期間不在となることが増えることで、住宅の所有から賃貸へのシフトや共同所有、短期貸し出しといった新たな運用形態が重要な役割を果たす可能性もある。

 このシンポジウムでは、二地域居住者を抽象的な人物像や一般論にとどめず、一人ひとりのライフスタイルのみならず、具体的な居住空間の活用に着目し、二地域居住がもたらす都市・地方居住への影響や変化をより深く理解することを目指す。そして、二地域居住の多面的な可能性を議論し、都市部と地方における住宅や街を再考し、都市部や地方における人々の住まいや暮らしの変容を考えていく。


<予定プログラム>

基調講演
・大月 敏雄(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授)

二地域居住実践者による活動報告
・実践者1: 和田 真寛
・実践者2: 辻 麻梨菜
・実践者3: 宇高 大造
・実践者4: 湯浅 健司

研究報告
・青木 公隆(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 特任助教)

パネルディスカッション
・大月 敏雄(前掲)
・和田 真寛
・辻 麻梨菜
・宇高 大造
・湯浅 健司
・青木 公隆(前掲)
・矢頭 肇(株式会社オープンハウス・ディベロップメント 建設事業部 部長)
・司会:中島 直人(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 教授)


<お問い合わせ先>

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 特任助教 青木公隆
aoki[at]ud.t.u-tokyo.ac.jp


<このシンポジウムについて>

コロナ禍による価値観の変化やテレワークの普及により、場所にとらわれない働き方、暮らし方が今まで以上に進展しつつある中で、東京大学大学院工学系研究科と株式会社オープンハウスグループでは2022年秋に社会連携講座「持続可能な二地域居住の創造」を開設し、都市デザイン研究室からは中島直人教授・青木公隆特任助教・永野真義助教・三文字昌也特任研究員・金榮俊特任研究員がこれに参加しています。

本講座では、人口減少、ツーリズムの変化、地方縮退という社会課題に対し、都心と地方の連携による持続可能な二地域居住モデルの研究開発を目的としていますが、今回のシンポジウムでは、二地域居住の普及により、都市部や地方の住まい・暮らしがどのように変容していくのかを議論する場としたいと考えています。