こんにちは手賀沼プロジェクトのM2岡山です。
4月28日に今年度初めて手賀沼フィッシングセンターに行きました。
昨年度基本設計が完成した現場を初めて見られるということでとてもワクワクでした。
しかし完成風景は記事の後半に載せていくとして、今回のメインはプレ薪割りワークショップです。
5月12日に手賀沼フィッシングセンターのフェンスを利用者と一緒に作っていこうという
「薪割りワークショップ」を行います。その実験としてプロジェクトメンバーを中心とした東大メンバーだけで薪割りWSをプレで行いました。
このWSの概要を改めて申し上げると、
都市デザインということで設計して終わりではなく、どうやって使われていくのかもデザインするべきではないかとの思想のもと、この場所の利用者により愛着を持ってもらえるように、この空間づくりに参加してもらうことがきっかけです。今回はアウトドア施設として変化を遂げているフィッシングセンターで行うWSだったら何が楽しいそうかということを考えた結果、「薪割り」という結果になりました。
施設の境界にあるフェンスの蛇籠(金網の籠のような形状)に自分たちで割った薪を入れていくという内容にしました。
メンバーのほとんどが斧を初めて持ちました。最初は慣れない手つきで斧を持ち、割っていきました。
次第に慣れていき30分もするとペースが上がっていきました。
初夏の暑さにも負けずどんどん薪を割っていきます。
薪が次第に割れていくと少しづつ蛇籠を詰めていきます。
手賀沼PJには関割のなかった先輩の三文字さんと松田さんも参加してくださいました。
昼下がりにはフィシングセンターを運営する漁協の組合長や設計の際にアドバイスをくださった環境コンサルタントの田崎さんが参加してくださいました。
蛇籠の取り付け作業はまさに施工。針金やナットを使ってメンバーで協力しながら組み立てていきます。
完成です。朝10時ごろから始めて、休憩を挟み17時ごろに完成しました。
デザインコンセプトとしては水平を意識して丸太の大きさや丸太と薪の違いでグラデーションをつけていきました。
できた瞬間はこの上ない達成感でいっぱいでした。少しづつ積み上げたものが形になっていく感覚はとても快感です。そして予想通り翌日には身体中のいたるところが筋肉痛で悲鳴をあげていました。
ということで!
5月12日(土)に本番のワークショップがあります。
今回のプレワークショップを通して、作業内容や達成感を得られることが達成できまずまずの結果だったと感じています。都市デザイン研究室の皆様にも、またそうでない方にも
12日(土)は参加していただけたらと思っています。お楽しみ企画も思案中です。ぜひ興味のある方は手賀沼プロジェクトメンバーまでお声がけください。
ここからは、昨年度こう自分の完成風景をお届けします。
以前は雑木林のようになっていた空間が木陰のあるベンチに出来上がっていました
ツツジが鬱蒼としていた場所がうまく人の拠り所となっています。
雑木林を減らしたことで夕日が綺麗に写る場所となりました。
以上で今回の報告を終わります。