佐原まちぐるみ小劇場

こんにちは!M1の清水です。

今回は10月末から今月の頭に佐原でおこなわれた「佐原まちぐるみ小劇場」の様子についてお伝えします!

workshop3.jpg私たち佐原PJチームは、佐原高校の有志メンバー(佐原まちづくりプロジェクト、通称SMP)と共同するかたちで、千葉県有形文化財「正文堂書店」さまで企画展とワークショップを開催させていただきました!

まず、10月31日から11月8日にかけて行われた“いまむかし写真展”について。

いまむかし写真展は、佐原の「いま」と「むかし」を対比的な構図で示すことで、「佐原のまちなみが抱えてきた文化的・歴史的背景を知る」きっかけになるのでは、との目的から企画されたものです。実際、高校生や観光客、地元の人を問わず、多くの方に一味ちがった「佐原のまちなみ」を体感していただく機会となりました!syashinten2.jpg

▼SMPメンバーが史料から特徴的な佐原の過去の写真を収集し、その後それに合わせたアングルで佐原高校写真部が現在の写真を撮ってきてくれました。

syashinten1.jpgつづいて、11月3日に行われた「まちあるきワークショップ」について。

 workshop4.jpgまちあるきワークショップは、写真展や資料というかたちだけでなく、佐原のまちなみを実際に感じてもらうべく行われたものです。

高校生が自分たちで設定したルートを実際に案内したのですが、香取街道や小野川沿いだけでなく、高校生の通学路や暗渠の跡地など、佐原での日常生活や高校生の普段の目線でのまちあるきになったのではないかと思います!workshop5.jpg

▼まちあるきの後には、撮ってきた写真や気になったものをみなで共有、地図への落とし込みを行いました。

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佐原まちぐるみ小劇場では、このほかにも40を超える団体が参加しており、まちなかのいたるところで佐原を満喫するイベントが催される、まさにまちぐるみの小劇場となりました!

 佐原PJでは、「さわらぼ」という形で高校生が佐原にかかわっていく場をつくることで、高校生・住民・観光客という三者が佐原の町の魅力を実感できるような取り組みを考えてきました。

今後も調査・分析を行いつつ、佐原の今後につながっていけるような研究活動を行っていきたいと考えています!

以上、佐原まちぐるみ小劇場レポートでした!