みなさん、こんにちは。修士2年の中島です。
去る10/22(木)に、飯山高校の高校生が同校で行われている「サイエンスツアー」の一環として、都市デザイン研究室を訪問しました。その様子をご紹介します!
はじめに黒瀬助教より研究室の概要について説明があった後、修士2年今川さんより佐原プロジェクトで行っている高校生とのまちづくりについてのプレゼンテーションがありました。「まちの新しい担い手の育成」を問題意識に、空き家を「さわらぼ」として活用する社会実験を行った佐原プロジェクトでは、佐原まちづくりプロジェクト(SMP)という高校生のチームが結成され、研究室メンバーと協働してまちづくりを実践しています。
プレゼンテーションの中では、議論に使用したホワイトボードや作業に使用した古地図も紹介され、具体的にどのようなことを行っているのか、想像してもらえたのではないかと思います。
また、続いて黒瀬助教より本郷キャンパスの歴史についてのレクチャーが行われました。時間の制約もあり、実際にキャンパスを歩くことができなかったのは残念でしたが、歴史の中でキャンパスがどのように変遷していったのか、そしてどこにその痕跡を見つけ出すことができるのか、面白さを理解してもらえたのではないかなと思います。質疑応答も活発に行われました。
話を聞きながら、高校生のときの私は「サイエンス」と聞くと物理や化学を想像しがちで、都市のような研究領域は知らなかったなと考えておりました。特に、「工学」というのはなかなか高校生には馴染みの薄いものであり、参加してくれた高校生が進路に対する視野を広げる契機になってくれたら嬉しいです。また、個人的には以下の写真のスライド(と話)が印象に残りました。
私は後ろで聞いていただけですが、心機一転がんばろうと思える場になりました。
飯山高校のみなさん、遠いところ訪問いただきありがとうございました!