2014年度報告書ついに完成!&新年度スタートへ

少し時間が経ってしまいましたが、20世紀都市遺産プロジェクト2014年度研究報告書がついに完成しました!

近代化後、急激な人口増加・都市化が進展した20世紀。その100年間に形成された市街地のうち、今後の人口減少・都市縮退時代においても使い続けるべき市街地——20世紀都市遺産——を定量的・定性的に評価し更新手法の理論化を試みる、というのがこのプロジェクトの目的ですが、開始1年目であった2014年度は、主として全国の144都市を対象に定量的な観点から都市成長パターンの類型化を行いました。

この年は調査や共同研究者の方々との議論に加え、並行して全国18都市を対象とした現地調査や、実務者の方々等を招いてのセミナーの開催も実施しましたが、それらから得られた知見も踏まえつつ、今回報告書という形でまとめています。

▼報告書の中身の一部

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そして二年目となる今年は、新たなメンバーとしてM1王、富田、森下の三人加わりました!

この新体制で、昨年の調査を通して浮かび上がってきた論点をさらに深めていくのが今年の目標。具体的な内容については適宜こちらで報告していきたいと思います。

(M2渋谷)