先日の10月10日~12日の3日間で国の重要無形民族文化財に登録されている佐原秋の大祭が行われました。当日はとてもたくさんの人で賑わい、佐原が熱狂的な空気で包まれていました。またこの期間はかつて住んでいた人たちが大祭に参加するために佐原にこぞって帰ってくる特別な日でもあります。そこで私たち佐原PJチームは「さわらぼ」をオープンしつつ、様々な調査を決行しました。
調査内容としては
① 佐原に縁やゆかりがあり、現在佐原に住んでいない人たちが佐原とどのように関わっているか、どのような心象を持っているか
② 佐原の郊外に住んでいる人たちと佐原の中心部に住んでいる人たちの関係性
③ 空家のマッピング、大祭時の空き地の活用方法
の3つを軸に定めました。3日間通してこれらの調査ができたので、これから議論を重ねて次のステップに進めていきたいと思っています。
▲住民の方と観光客の方が交流している様子
大祭での私たちの目標は、「さわらぼでの役割をそれぞれが柔軟に補填し合い、並行して調査を行いきる」というものでした。しかし、さわらぼでは予想外の事態への対応がうまくいかず、反省が残る内容でした。調査は先輩方や佐原高校生、住民の方々の協力もあり無事遂行することができました。佐原の絆の強さや生命力を感じた3日間でした。
(文責:M1大鶴)