私たち都市遺産プロジェクトでは、夏休み期間を利用して、都市の更新可能性を探りに日本各地の都市の現地調査に行ってきました。
私は5日間で5都市を回るなかなかなハードなスケジュールでしたが、これからは調査のまとめ、分析をしていく必要があります。
このような形で、まちの更新状況をまとめてメンバーで共有しました。各々が調査したまちがいかに面白かったかを語り合い、それぞれが充実した調査をできたことがわかりました。
この調査を踏まえて、改めて作成した調査対象都市のDID地区変遷地図を見比べて、現地調査前に行っていた分析でやり直さなくてはいけないところ、さらなる調査が必要であるところが浮き彫りになってきました。
具体的には、人口の広がりをDID地区の変遷で追っていたところを、GISデータなどからDID内人口の分布まで各都市を比較した上で分析を行うなど、人口に関してより詳細な調査が必要になっています。
10月28日には渡辺定夫先生をはじめとするシニアチームとのミーティングが行われます。
私たちの調査成果を踏まえて、先生方からは経験豊富な視点からアドバイスをいただくとともに、今後の方針について議論したいと考えています。
(M1河合)