半世紀前の歴史を解く ―第6回高島平ヘリテージミーティング―

最近はすごく寒いですね。乾燥で喉が痛くなる今日この頃です。

M1の但馬です。

本日は1月18日に開催されました高島平ヘリテージミーティングの様子をお伝えします。ファイル 2018-01-23 17 49 26.jpeg

高島平ヘリテージプロジェクトは今年最初の活動になりました。

今回は高島平で町会長をされている高麗さまをお招きし、区画整理された頃からの高島平の様子についてインタビューを行いました。

もともとは崖線の上にお住いの高麗さんですが、徳丸の方にも田んぼを持たれていました。その土地が、区画整理の際にどのように換地を受けたのか。周りの人はその土地をどうしていったのか。区画整理後にまちができていったのかという部分を中心にお話を伺いました。

どうやら今高島平の土地を持っている方は崖の上に多く住んでいて、そこから自分の土地を活用し不動産経営を行っているようです(よくみると駐車場やビルの名前が結構同じだったりします)。

他にも、なぜ大東文化大学があの位置にあるのかや、高島平駅前の飲み屋が多いわけなど、非常に興味深い話をたくさん聞くことができました。

 IMG_6941.JPG高島平にもAirbnbがいくつも見られるという話で(昔はホテルがあったんです!)

 

今回のミーティングでは色々新たな事実を知るだけではなく、これまでヘリテージミーティングを通じて調べて見えてきた仮説が、体験談として実証されるようになってきたことに一つの感動を覚えました。今まで高島平を見て、そこから周囲へと視野を広げ、そして改めて高島平を見ると、まちの見え方が変わってくるんだなと強く感じました。都市の歴史を追うことの面白さをいつも感じられます。

次回は3月を予定しております。もし興味がある方は是非ご一報ください。

IMG_6943.JPG▲12月に行われた高島平マルシェの看板。非常に賑わっていたそうです。