M1岡山です。
11月17日から20日にかけて愛知県名古屋市で「第40回全国町並みゼミ名古屋有松大会」が開催されました。私は記録報告係の学生スタッフとして参加しました。
▲2日目 第六分科会町歩きの様子@日泰寺
全国町並みゼミは1977年より毎年続く大会で、全国のまちづくりや歴史的な街並みの保全活動に取り組む団体が集まり、各地のまちづくりの報告会や町歩きを通して情報交換を行います。
理事長は都市デザイン研究室のOBの福川裕一先生(千葉大学名誉教授)が務め、西村先生や、今川洋一さんなどOBも参加されていました。
1日目に全体会が行われ、基調講演を観光学の須田寛さま、報告を地元有松のまちづくり団体と全国各地のまちづくり団体が行いました。終了後、大広間にて親睦を深める全体交流会が行われました。
2日目は有松を中心に歴史ある7つの場所に分かれて分科会を行いました。私が参加した第6分科会では午前中に近代化遺構の寺社や公共建築、別荘が残る城山・覚王山の町歩きを行いました。
▲「相応寺 」門
午後からは相応寺にてコーディネーターの藤川先生(筑波大学)のもと分科会討議が開かれ、地元や上越市高田、神戸市塩屋で地元を盛り上げる方々から報告とそれらに対する質問や議論が交わされました。その後分科会別交流会が開かれました。
▲相応寺の境内で行われた分科会の様子
交流会の裏で学生スタッフは3日目の午前中に行われる分科会報告に向けてプレゼンテーションづくりを行いました。
▲学生スタッフ報告会の準備の様子(facebookより抜粋)
3日目の分科会報告、閉会式が行われ、その後は各地でエクスカーションが行われ、私は有松のエクスカーションに参加してきました。町並みガイドのお話とともにとても楽しい町歩きができました。
▲<1枚目>有松に残る2軒のうだつの建築物農地の一つ「井桁屋」<2枚目>町並みガイドの方と町歩き<3枚目>有松の絞りを用いた照明(@カフェ&バル 庄九郎)
学生スタッフとして参加させていただき、全国各地の魅力的なまちづくりについて知ることができました。またその当事者である方々にお会いできるという貴重な体験もでき、とても刺激的で楽しかったです。
そして今回は学生スタッフが約30人参加し、交流会や作業を通して知り合いが増えたなぁと感じています。特に同じ分科会に参加したメンバーとは夜通しの作業でしたが町歩きや名古屋メシ(味噌煮込みうどん)を通して楽しくていい思い出がたくさんできました。
まだ報告書作成が残っていますが頑張りたいと思います。
来年の代41回は長野県松代町で開催される予定です。