こんにちは、修士1年の浜田です。12月20日(日)にさわらぼにて実施された第一回「さわらぼ活用アイデア会議」に関してご報告させていただきます!この企画は、今後のさわらぼの持続的な活用方法を、それを支える高校生や地域の方々と共に考えるために、連続的に実施していく「さわらぼ活用アイデア会議」企画の第一弾の位置付けとなるワークショップです。
今回の企画では、「佐原の現状を知る」こと、そしてそこから「佐原に必要なものを考えてみる」ことを目標に据え、3部構成のワークショップを行いました。初めて佐原にいらした方から佐原のベテランの方まで、師走の忙しい日曜日にも関わらず、多くの方々にお越しいただきました。
▲会場の様子:12月の朝の町家は身が引き締まるような寒さで、かつて暮らした先人のたくましさを物語ります。
まず第一部では、東大チームの方から佐原のまちのこれまでの歴史や、統計データやこれまでに実施した高校生へのアンケート調査等で見た佐原の現状に関するプレゼンをさせていただきました。佐原とはどのような成り立ちか、どのような傾向がみられるのか、なぜこのような活動をしているのか、佐原のまちに関して考えるきっかけを探しました。▲東大チームによるプレゼンテーションの様子:皆様、真剣な面持ちで聞いてくださっております!
次に第二部では、「ブレインライティング」という手法を用いて、ざっくり「佐原について」というテーマのみでひたすら佐原の町に関する素晴らしいところ・好きなところ・嫌いなところ・残念なところを書き続け頭の中身を絞り出す、というゲーム形式の企画を行い、お互い佐原のまちにどういう印象を抱いているのか共有しました。
▲ブレインライティングの様子:自由でざっくばらんで素敵なアイデアが出そろいました!
そして最後に第三部では第一部・第二部をふまえて佐原のまちをよくするために佐原に必要な「もの」と「アイデア」とは何か。2チームに分かれてチームごとに話し合い、最後にアイデアを発表しました。各チームお互いを意識しあいながら年齢や立場の垣根を超えた熱い議論が繰り広げられ、発表会では鋭い質問や突込みが飛び交いました。
▲各チームの議論の様子:皆様、熱が入っております!!
▲発表会の様子:各チーム、個性的で温かなアイデアが出されました。
冒頭でも述べましたが、私たち東大佐原PJチームでは、高校生をはじめとした地域の方々に「さわらぼ」を愛着をもって活用していただくために、どのような方法がよいのか、この3回にわたる「さわらぼ活用アイデア会議」を通じて考えていきたいと思っています。次回の開催は1月末を予定しております。佐原の町について考えてみたい皆様のご参加を心よりお待ちしております!!!