神田祭400年の歴史を全身で感じる

 5月9日(土)から5月10日(日)にかけて神田祭が行われ、神田PJのメンバーが調査を行いました。神田祭は現在の場で開催され始めてちょうど400年となり、日本三大祭りにも数えられる大きな祭りです。

5/9(土)の神幸祭では、氏神様を乗せた3基の神輿、山車、馬車、附け祭が1,000名規模の行列となって都心を練り歩きます。

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▲ ユニークな神幸祭の附祭り

また、この日は町内会の神輿が連合となって神田明神まで練り歩きます。

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▲ 町会の神輿が連合となって練り歩く

プロジェクトメンバーの2人が神田淡路町に住んでおり、5/10(日)は町会の神輿に参加していました。

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▲ 祭りに参加する地元在住のPJメンバー

この日は108もの町内会がそれぞれのルートで神輿を担ぎ、次々に神田明神に宮入します。神輿は宮入のあと、名残を惜しむように町内を巡回します。

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▲  ごった返す宮入時の神田明神

神田PJは「都心居住のあり方を考える」をテーマに活動しており、新規住民をはじめとした地域に居住する人々がいかに祭りという地域の一大イベントに関わっているのか、日曜日の町会神輿を追跡しながら調べました。土曜日の神幸祭も見学し、祭りという非日常における都市インフラの使われ方を調査しました。

両日とも、平時の神田にはない熱気が感じられ、普段は多様に見える神田地区が一つであると認識できた体験でした。