神田PJが取り組んでいるサブ・プロジェクトの一つである神田勉強会ですが、その第二回目を11月下旬に、第三回目を12月中旬に行いました。
勉強会では戦後(1960年代)の神田の事業者の実態調査を行っていますが、今回は第一回目で取り上げた神田に特徴的に集積が見られる業種8つの中から、「住=大工とその関連産業」と「衣=繊維関係」に焦点を当てて、これらの職業にゆかりの深い方、当時の様子を知る方々にお話を伺いました。
まず「住」、大工とその関連産業についてお話を伺ったのは神田学会の久保様と神田にお住まいの後藤様。大工というのがどのような職業なのかという話から、その日常、働き方、付き合いのあった関連業者についてなど、戦後の時代を中心にお話をして頂きました。
▼勉強会の様子1
第三回目は「衣」、繊維関係。お話は西口商店街の秋山様に伺いました。須田町周辺に繊維関係の業種がなぜ集積していたのかということ、戦後からオリンピックを経て現代に至るまでのこの業界の変化などをお話くださいました。
普段なかなか知ることができないお話を沢山伺うことができ、非常に得るものが多い二日間でした。
次は今回得られた情報を踏まえつつどう展開していくか、を検討していきたいと思っています。
(M2渋谷)