今後の三国を考える、住民ワークショップ

こんにちは、M1森川です。

11/11(火)に、三国PJは現地で住民ワークショップを行いました。
私たちが考える三国の街構造とこれからについて住民の方々に向けて説明・提案を行い、ワークショップ形式で住民の方々を交えて三国の今後を一緒に考えていくことを目標として行われました。

IMG_20141111_193641.jpg▲三国町家館で行われた住民ワークショップの様子

このワークショップは、主に、私たちの関わらせていただいている、下新公園/湊座奥がある下新区の方々と、雲乃井がある松ケ下区の方々に向けて行われました。

全体の流れとしては、まず東大の学生が、三国の街の魅力などを交えて、今後の三国をどのように考えるのかの発表を行い、次に地元の福井大学の学生が、空家の改修に向けて、いろいろな人が関わらることができるということを、現在手掛けている空き店舗の運営から、紹介をする発表を行いました。

IMG_20141111_201551.jpg▲福井大学による発表の様子

そのあと、実際に住民の方々と今後の三国のあり方や、三国での中庭の使い方などを考えるワークショップを行いました。三国では予想を上回る速度で高齢化が進んでいますが、今後の三国を考えていくには、若者を外に出さないことを考える前に、現在住んでいるの高齢者の住みやすい街をつくる必要があるだろうなどの意見をいただきました。
また、普段不便に思っていることや、現在の課題などについて実際の生活に根付いた様々な意見をいただき、今後住民の方々の生活という視点から三国というまちを考え、設計を行っていく上で大変参考になりました。

RIMG2186.JPG▲ワークショップの内容を各テーブルごとに発表している様子

今回のワークショップでは、住民の方々がまちをいかにしてよくしていきたいかの熱意がとても伝わってきました。このワークショップを通して得られた意見や考えを、次の12/14(日)に行われる発表会につなげていきたいと考えています。