こんにちは、M1の中村です。
今日は、私が参加している佐原プロジェクトで、新しく「さわらぼ」の取り組みを始めましたので、そのご報告です。
5月30日に佐原に行ってまいりました。
私は初めての佐原で(!)、お天気にも恵まれ、佐原のまちの美しさに感動しました。
報告書では読んでいましたが、小野川の川沿いの景色がすばらしかったです!
▲小野川沿いの風景。偶然、白鳥の親子を発見しました!
さて、そんな小野側沿いの空き家を改修して、このたび「さわらぼ」が出来ました。
都市デザイン研究室では、昨年から、地元佐原の佐原高校の生徒さんたちと共に活動してまいりました。
佐原高校にはSMP(Sawara Machizukuri Project)というチームができ、アンケート調査や地元の方へのヒアリングを実施するなど活動してきました。
今回、私たち都市デザイン研究室の佐原プロジェクトチームと、佐原高校SMPが一緒になって「さわら部」を結成し、佐原のまちなかの楽しさを発見する活動を行っていくことになりました。
「さわらぼ」は、そんなさわら部の活動の拠点であり、地元のみなさんと一緒に、佐原の楽しさを考えていく場所です。
さわらぼの建物自体は、元々は小間物屋(昔の雑貨屋さんみたいなもの)で、大正初期以前に作られた木造の建物です。
伝統的建築物の指定を受けており、2011年の東日本大震災を機に香取市に譲渡され、保存・改修工事が行われていました。
中は広々としていて、風が通り気持ちがよい空間です。
30日の訪問では早速、さわら部で今後の活動についてミーティングをしました。
▲ミーティングの様子。高校生から積極的な意見が出て盛り上がりました!
ミーティングでは、SMPの活動を報告してもらったり、今後の予定を話し合ったりしました。
ミーティングの後半からは香取市役所の職員の方も加わり、「さわらぼ」の名前の決め方やイベントの開催方法など話し合いました。(「さわらぼ」は通称「旧飯田家」と呼ばれていました。)
話し合いの結果、6月からは、佐原高校の文化祭「星輝祭」と連動してフォトラリーを行ったり、佐原高校SMPによる佐原高校についての紹介冊子を配布したり、などさまざまなイベントを開催していくこととなりました。SMPの皆さんは、冊子作りのために全校生徒約1000人にアンケート調査を実施するなど、精力的に取り組んでいました!
同じさわら部の部員として、冊子の完成が楽しみです。
▲市役所の方も加わっての話し合いの様子。お忙しい中、職員の皆さんも丁寧にお話してくださり、有意義な時間となりました。
あっという間に終了予定時刻の17時が過ぎ、解散は18時ごろでした。
6月からのさわら部とさわらぼが楽しみでしかたありません!
このブログでご報告していきますので、どうぞご期待ください!