こんにちは、M1髙橋です。
三国では5月19日(月)~21日(水)の3日間、三国祭が行われました。
今回は中島伸助教、M1柄澤、柴田、髙橋、森川の5名で三国祭の調査に訪れました。
その初日の模様についてお伝えしたいと思います。
この日最初に訪れた三国神社では三国祭の開催を告げる例大祭が営まれていました。
神事が行われたあと、4人の巫女さん達によって神楽の1つである「浦安の舞」が奉納され、
今年の三国祭が幕を開けます。
例大祭を終え、まちなかに出てみるとちらほらと露店の出店準備が始まっていました。
三国祭では、狭い通りを山車が通り抜けるため、各露店には「跳ね上げ」という工夫が施されています。
山車が通るときには露店の前部分が上に跳ね上がり、スムーズに山車が巡行できる仕組みです。
夕方にはすっかりお店も出揃い、まちはお祭りムード一色になってきました。
そんななか、我々はひっそり行われている「我が家の家宝展」を訪れてみました。
これは自慢の屏風や掛け軸など、自宅に代々伝わる宝物を三国祭の開催に合わせて一般の人々に披露するというものです。
我々が訪れた家では美術館に行かなければ見られないような貴重な品が数多く展示されており、改めて北前船交易によって繁栄を極めた三国の歴史の奥深さを実感しました。
あと印象的だったのが、それぞれのお宅の方が自分の家の歴史についてとても丁寧に説明してくださったことです。
まちの人の暖かさと三国に対する愛着の深さに触れることができ、我々もまた少し三国が好きになりました。
さて、夜はまだ肌寒い三国のまちに提灯のあかりがともり始めました。
明日はいよいよ山車の巡行です。