神田まち歩き報告

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 去る4/16、本年度から始まる神田プロジェクトのスタートイベントとして、窪田亜矢先生、中島伸先生及び修士1年から博士課程までの学生7人で神田のまちを歩きました。ルートはJR御茶ノ水駅からJR神田駅方面に向かい神保町駅まで、時間はおよそ2時間でした。神田の町会区分の地図、神田明神の氏子地図などを片手に、江戸時代から今までの地図で歴史を辿りながら、神田の魅力を探りました。

 実際に歩いてみると、商店街の脇に小さな神社へと続く路地が残っていたり、いかにも老舗と言った風情の店が大通りの近くに見つかったりと、都心としてのまちの中にも歴史を感じる空間に出会う事が出来ました。一方で、参加した学生からは、神田全体でみるとビルや新しい建物が多く、歴史あるまちというイメージ通りの空間ではなかったという話も出ていました。また、神田と言えば江戸っ子ということで、神田に育てられた江戸っ子と実際に話してみたいという声も聞かれました。

 今回、今の神田を実際に歩いてみたことで、この地域の今後の魅力を考えていきたいという気持ちがメンバーの中でより強くなったのではないかと思います。今後神田プロジェクトでは、キャンパスとまちが近いことを活かし、まちを実際に歩いて隅々まで調査することや、地域の方々に直接お話を伺う機会を作るなど、地域と密に関わりながら進んでいけたらと思っています。

今後の神田プロジェクトをよろしくお願いします!

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