いけまち研究会#11開催!

こんにちは!

都市デザイン研究室修士一年の平野です。

上野PJでは8月22日、第11回いけまち研究会を開催しました!

仲町通りの空きテナントにて、東大メンバーの他に、地域の方々や照明の専門家の方が集まり、学生からの発表をベースに意見交換を行いました。

いけまち会場今回の主なテーマは「光環境」です。

ぼんぼり光環境計画の角館まさひで先生によるレクチャーののち、来月に上野公園での実施を企画している照明社会実験のアイデアについてご意見をいただきました。

空間デザインにおいて、照明の配置やデザインまでは十分に検討できないことが多かったので、お話の何から何までが新鮮でした。

安心して歩ける道にするために、とりあえず暗いところは明るくすればいいという単純な考え方ではなく、「何を照明によって目立たせたいのか」という戦略的な観点が必要だと気付かされました。

日が沈みまちがすっかり暗くなった研究会終了後は、地域の方々も一緒に、LEDライトを持って上野公園に出向きました!

昼間はたくさんの人が座っているのに、夜になると人が寄り付かなくなる真っ暗な植栽帯。

ライトを置くと、光が樹木を伝って空間を柔らかく照らしてくれました。これなら夜でも気軽に滞留できそう。

植栽帯

公園のシンボルである蓮や辨天堂が臨めるデッキ。ナイトモードで明るく写っていますが実際は通路が見えないくらい暗いです...

デッキ_before

動線がわかるようにライトを三つ床に置くだけで、早速お友達グループが写真を撮りにやってきました!足元の光に視線が導かれ、遠くに輝く辨天堂に思わず目を奪われてしまう人もいつもより多いような気がしました。

デッキ_after

照明は、手軽な操作でありながらも影響力がとても大きいことが実感できました。

水上音楽堂、辨天堂、蓮、池の水、イベント前後の高揚感と余韻、滞留する人の姿…。上野公園の暗闇に紛れているたくさんの文化資源や活動を照らすことで、まちの人たちがこの場所を誇りに思ってくれたら嬉しいです。