こんにちは、M2の小田島です。
5月の23日から26日にかけて、六日市の商店街に存在する歴史的建造物の空き家をお借りして、今後の活用に向けた調査と掃除を行ってきました!
昨年までは歴史的風致維持向上計画の作成のための調査、今後の歴史まちづくりに向けた提案を中心に行ってきた本プロジェクトですが、今年度からは実行に移すフェーズに入っております!今年度取り組み始めているのは、歴史的建造物の活用です。
また、今回は新しいM1のメンバーを迎えての訪問となります!
23日は、六日市から八日市のエリアにかけて、せだわ(路地空間のこと)や空き家・空き店舗の調査を行いました。せだわは、いわゆる路地空間のことで、住民の方々の生活道路として使われています。
せだわは非常に道幅が狭いですが、利用者が多く、鉢植えが置いてある場所などもあります。また、六日市の商店街では玄関や中庭が面していたり、八日市の歴史的な町並みでは裏の農地につながっていたりと、内子の敷地構造が体感できる非常に面白い空間となっています。
また、空き家、空き店舗調査では、前回訪問時空き家となっていた場所に新たな店舗が入っておりました!
▲空き店舗に洋菓子屋が!いくつかの新しいお店がみられました!
24日、25日は、庄屋として栄えた家の歴史的建造物で今は空き家となっている森邸を借り、今後の活用に向けた掃除を行いました。森邸は、約100mの奥行きを持ち、表の本町商店街と中通りを結ぶという大豪邸です。主屋、客殿、米蔵、燃料蔵、駕籠蔵、茶室からなり、今回は客殿と燃料蔵、、茶室を中心に掃除を行いました。歴史ある家なだけあり、掃除をしていると、江戸・明治期の資料などが数多く発見され、非常に面白かったです。
▲掃除期間中、新たな活動を知っていただきたく、表にポスターを張らせていただきました!(掃除の様子は私有地内のため掲載を控えさせていただきます。)
26日は、M1の初めての内子訪問ということで、内子町の各地を見学しました。
石畳は村づくりの一環として蕎麦屋を営んでおり、M2も今回初めてそばをいただきました。とても食べごたえがありおいしかったです
▲石畳の蕎麦屋。春は窓から見える枝垂桜が綺麗なんだそうです!
また、五十崎地区では天神産紙という和紙工場の倉庫を使った市が開かれており、賑わっていました!今年から内子町の小田に入ってまちづくりに参加している元内子プロジェクトの先輩にもお会いすることができました!
▲都市デザイン研究室の先輩が活動拠点にしている小田地区の古民家のロゴステッカーです!
今後は、歴史的建造物の用途について具体的に検討していきます。今後の内子プロジェクトにご注目ください!
▲道の駅からりに新しい建物が建ったと聞き、見学しにいきました!
▲新築の建物の中の様子。相変わらずの賑わいでした!