佐倉に万灯見学に行ってきました!

こんにちは!M1の小林です。

去る1月15日、神田プロジェクトのメンバーは佐倉駅に集合していました。

……佐倉の秋祭りにて使われている「万灯」を見せていただくために!

我々神田プロジェクトは、今年5月の神田祭に向けて子供たちが祭りに参加できるような機会を設けられないか?と頭を悩ませていました。町の方に相談したところ「万灯」ならば参加できるかもしれない、とご助言いただいたのち、あれよあれよと言う間に近隣小学校のご協力をいただいて「万灯作り」を実施することとなったのです。

そんな経緯もあり、江戸の祭り研究をされている方のご厚意で「万灯」の現物、さらには佐倉の秋祭りで曳かれる屋台や山車人形を特別に見せていただくことになったのです。

加美町万灯

▲見せていただいた「加美町町会」の万灯。祭りの際はこれを持って神輿の前を歩くそうです。

様子

▲屋台。波千鳥の模様が力強く美しい。

装身具

▲山車人形になっている日本武尊(嘉永三年製作!)が身につける装身具を提げるM1中村。本物の石でできており大変重いです。普段、山車人形は解体され蔵に保管されています。

説明のようす

メモ取る

▲必死にメモをとる二人。

山車蔵見学のあとは、事務所に戻り、万灯の作り方のアドバイスや体験談、神田祭の由来もお話しいただきつつ実際に祭りで使用した時の写真まで見せていただきました。

万灯をもって

▲子どもたちも大喜びだそうです。絵は自由にデザインして構わない、とのことでした。

万灯の寸法を測り、記録したことでアイデアも膨らんだように思います。

忙しい中見学の場を設けてくださった研究会の方、佐倉の町の方本当にありがとうございました!

この日、実は佐倉の町の方だけではなく、埼玉・本庄でお祭りをされている方も見学のためにいらっしゃいました。

自分たちの町の祭りを盛り上げるべく他の祭りの見学や意見交換を行う、いわば地域を超えた「祭りを介した関係」が存在することへの驚きと、深い関心を覚えました。

「子どもたちにめったにない経験をさせてあげたい。」「祭りに少しでも触れてもらいたい。」「楽しんで帰ってもらいたい。」立場は違えど、未来の担い手を育て、祭りを盛り上げたいという気持ちは同じなのかもしれません。

思いを共有させていただいたと同時に、大学生・大学院生として街に貢献できることは何だろうかと改めて考えるきっかけにもなりました。

万灯作り体験を2月上旬に神田の近隣小学校で行ったのち、神田祭についてのワークショップを順次開催する予定です。

まずは、小学生の子どもたちに万灯作り体験を楽しんでもらえるよう努力していこうと思います~!

少しでも思い出に残ってもらえれば。。。