はじめてじっくり見る神田の街並みですが、そこに受け継がれてきた江戸風景の変遷によって醸し出された新旧ミックスの雰囲気がありました。
▲昔ながらの古本屋 矢口書店 ▲神保町のランドマーク 文房堂
▲テラスカフェ・広場 ▲再開発によって建てられた高層ビル
まち歩きのルートとしては、靖国通りから神保町に入り、警察通り、中央通り、神田駅などを経由し、神田明神まで歩きました。計2時間半の旅でした。
神田のまちは江戸の歴史と深く関わっている上で、近代化を背景に、「変化」というものが常に、随所にありました。それは東京の中心として外部から求められている一方で、その内部に存在している神田の人、物、文化が根強く、逞しく育まれてきた歴史があるからだと私は思いました。両者は時にぶつかりあい、時に融合しあい、最終的には「共生」の道にたどり着きます。そして、その両方に着眼しながら、神田というまちの魅力を探り、その未来について思い描くことこそが神田プロジェクトの醍醐味だと改めて感じました。
▲昔の建物からお洒落なカフェに ▲300年の歴史が凝縮された万世橋
最後に、今年は2年に1回しか行われない神田祭もありますので、この盛大な神田祭をきっかけに、ぜひ今年も神田プロジェクトを大いに盛り上げつつ、メンバーが一丸となって、しっかりとした成果を残していきたいと思います。今後の神田プロジェクトにご注目下さい!
(文責:王)