こんにちは。佐原プロジェクト修士1年の神谷です。
今回は、次回高校生企画「さわらぼスイッチ」の準備状況(3/18,25)についてお届けします。
▲会場となる中村屋倉庫さんの中で作戦会議中
佐原プロジェクトでは、来年度の4月(詳細日程未定)、高校生企画である、古い建物のつくりを活かしたピタゴラス装置-「さわらぼスイッチ」を開催する予定です。
(某テレビ局でやっていたピタゴラスイッチを古い建物でやるイメージです)
当日会場となる中村屋さんの倉庫を3/18(土)と25(土)にお借りして、企画へ向けて準備を進めます。
中村屋さんの倉庫は歴史があり、様々なユニークな造りが残されています。
川岸に面した倉庫の入口から奥へと荷物を運んだレールが敷かれていたり、屋根が小さな木片を並べて葺くやり方だったり、梁も木材のうねりを上手く使ったものだったりと、見ているだけでもなかなか勉強になります。
そんな場所の特徴を上手く生かしたピタゴラス装置の仕掛けをつくって、昔ながらの建物のつくりを来場者の方々へも知ってもらおう、という趣旨です。
▲高校生が書いた設計図。ボールを下から上へ運ぶ仕掛け&距離を飛ばす仕掛けなど
装置の材料はホームセンターに行けばなんでも揃いますが、来場者に佐原を知ってもらおうと、なるべく現地調達に努めます。
日用品が売っているお店に布やロープなどを求めたり、装置の土台に必要なものを借りに酒屋さんに交渉に出かけたりと、高校生と一緒にまちを巡りました。
装置で一番使うことになるであろうボールを転がすレールは、竹!
前に佐原の竹灯りイベントで使った余りを少々頂けることになりました。
太さも細さも様々。使い分けながら上手く使っていきたいと思います。
▲のこぎりで意外とよく切れます。これを二つに割ってボールをのせるレールに……
本番まで時間がありませんが、高校生のアイディアをたくさん詰め込んだ「さわらぼスイッチ」の実現に向けて頑張りたいと思います。