こんにちは!修士2年の水野です。
6月は梅雨…ということでプロジェクトごとに予定されていたイベントがなくなってしまったこともあり、少し前になりますが、5月25,26日に行われた上野五條天神社例大祭のレポートです!
上野PJでは毎年5月末に行われる(江戸三大天神のひとつ)五條天神社の例大祭に参加しており、元黒門町会の御神輿を担がせていただいています。
2日間にわたって行われるこのお祭り、元黒門町会の御神輿は、1日目は不忍池の南側、仲町界隈を練り歩き、2日目は上野公園の中を通って五條天神社を目指します。
私水野は、2日目に参加させていただきました。
これまで二度の社会実験で活用してきた、不忍池の南側にある小さなまちの隙間空間、通称「三角広場」は、普段は閑散としていますが、この日は神酒所としてテントや御神輿、祭り着姿の町会の方々で賑やかな様子でした。
渡御が始まると、「えっさ、ほいさ」の掛け声のもと、御神輿を上下に揺らしながらゆっくりと進んでいきます。
普段足早に通り過ぎてしまう場所も、普段よりゆっくりと歩くことで、また違った見え方がしました。
はじめはその熱気に圧倒されるばかりでしたが、元黒門町会青年部の方々が優しく迎え入れてくださり、御神輿を担がせていただけることに…!
担ぎ棒が何度も肩にぶつかり、食い込み、痛かったですが、それ以上に神輿を通じて感じられる一体感が嬉しかったです(帰ってから肩を見ると、あざまみれになっていました…笑)。
外部の者として当日のみ参加させていただいただけではありましたが、3時間以上をかけて練り歩いて五條天神社の境内に入り、渡御を終えたときは、何とも言えない達成感がありました。
人生で初めて参加させていただいたお祭りでしたが、お祭りは、ただ賑わいを楽しめるだけでなく、そのまちの歴史、現在、人をじっくりと味わうことができる機会だと感じました。