IPHSに携わって① 「晴れの日の舞台裏」

はじめまして、M1の前山です。

進学から約4カ月、初めてのWebマガジン執筆です。よろしくお願いします。

 

7月15日、IPHSの前日準備を手伝いに行きました。

お手伝いのみとはいえ初めての学会、どんな雰囲気だろうと設営中の会場を覗いたところ、そこはやはり前日、慌ただしい空気が漂っていました。

 

主な作業内容は机や椅子の移動、来場者の名札づくり、配布資料の袋づめ、コーヒーブレイク用のお菓子の買い出しなど。いろいろな国の言語が並ぶ膨大な数の名札を整理しながら、国際学会の規模とその参加者の多様性を感じました。

IMG_2768.JPG▲準備室には作業用のPCが並んでいる

 

私たちが指示を受けて作業している間、実行委員の皆さんは常にせわしなく働いていらっしゃいました。常に様々な仕事を抱える先生方の、その忙しさに触れたように思います。

 

この日は偶然にも会場のすぐ近くで花火大会が開催されていて、買い出しの道すがら、ビルの隙間から打ち上がる花火を少しだけ見ることができました。これから始まる晴れ舞台、その前日準備の慌ただしさと花火大会の喧騒が不思議と合っているような気がしました。

 IMG_2770.JPG▲30分間に渡って打ち上がる花火。最後の数分間だけ見ることができました

 

会場の閉館時間ぎりぎりまで手伝いを続け、明日からの学会の成功を祈りつつ、次に自分が手伝いに来る日を楽しみに帰路につきました。

裏側で働く先生方の姿を見て、いつか自分が研究者として学会に参加するときは運営の方々に感謝しなければいけないな、と思った前日準備でした。