プロジェクト報告会開催!

こんにちは!修士2年の宗野です。

今回は、4月8日に開催したプロジェクト報告会についてのレポートです!

2019年度PJ報告会ポスター-01.jpg

毎年恒例のプロジェクト報告会。今回は初めてオンラインで開催しました!

ご参加いただいた方々、コメントをくださった先生方、ありがとうございました。

プロジェクト報告会の準備を始めたのは2020年1月頃でした。

この頃は正直、新型ウイルスの影響が日本に大きく及ぶことを想像できておらず、プロジェクト報告会は例年通り対面で行うつもりでいました。

3月に入り、日本への影響が大きくなります。さすがに1つの教室に集まって報告会をするのはまずいね、という話が出てきて、大学に活動報告ポスターを掲示して自由に見てもらい、時間をいくつか設定して質問への対応をする、など対応策を考え始めました。

目まぐるしく状況が変化し、3月中旬には用事がない限り研究室に行かないようにとのお達しがあり、3月末には研究室への立ち入りが完全に禁止されました。

メンバーと先生方とで議論を重ね、例年でいう第1部:スライドを用いた各プロジェクトの活動報告と、第2部:ポスターセッションをまるごとオンライン開催に移行することにしました。

具体的には、第1部では、各発表者がスライドを画面共有してリレー形式で発表することにしました。第2部では、プロジェクトごとにミーティングルーム設置し、参加者には各ルームを自由に訪問してもらいます。

いよいよ迎えた当日、参加者は80人を超えました。例年、都市工学専攻の修士1年生の参加が主だったのですが、今年は、学部生や、都市工学以外の専攻の学生、他大学の学生、地域でまちづくり活動をしている社会人や、都市デザイン研究室のOB・OGなど幅広い方に参加していただきました。

会場に足を運ぶ必要がなくなり、参加のハードルが下がったことが主な要因であると考えられます。

当初は対面で開催できないことを寂しく感じていたのですが、オンライン開催に大きな可能性を感じました。今後、プロジェクトへの参加を希望している学生のみならず、各地でまちづくりをしている方々にも活動を知ってもらい、意見交換をするということもできるのではないでしょうか。

一方で第2部のポスターセッションでは、対面に比べてやりにくさを感じました。ビデオをオフにしている参加者の反応がわからないため、説明をしていて不安になりました。また、オンラインでは、ポスターセッションで隣り合っているプロジェクトにふらっと話を聞きに行く、というようなことは起きません。

来年以降、COVID-19感染拡大が収束し、人が集合できる状況になった場合も、対面での開催をオンラインで同時中継するなど、対面の良さ、オンラインの良さをハイブリッドさせた開催のあり方が望まれるのではないでしょうか。

来年度以降のプロジェクト報告会の新しいあり方に期待しています!