内子調査第2弾

こんにちは!M1の清水です。

 

 

今回は8/24に行われた内子町歴まち計画の第1回策定委員会とその前後に実施した現地調査のご報告をさせていただきます!

 

 

内子町では今年度と来年度の2年間で歴史まちづくり計画を策定することになっているのですが、記念すべき第1回の策定委員会が、我らが西村先生を委員長にスタートしました。

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委員会では学識経験者をはじめ各自治会の代表の方や商工会の方など、様々な関係者が集まり、私たちはそこで4月からの調査内容の発表と内子町の歴史的風致の提案を僭越ながらさせていただきました。

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発表後には西村先生からのフォロー(ツッコミ?)もありましたが、会としては参加した方々から様々な意見を集めることができ、我々の計画策定における視野がぐんと広がったように思います。

 

 

 

 

さて、5月に行った最初の調査では何箇所ものスポットを一通り回ることに終始し、一箇所にとどまってゆっくりヒアリング、とはいかなかったので、今回が初めての本格的な現地調査となりました。

 

調査内容としては、内子の歴史について誰よりも詳しい郷土研究会会長の方や伝建の補修から一般的な建物まで携わる左官屋さん、地元商店街の若き旦那衆(?)など、様々な方へのヒアリング、有効活用されるべき価値ある建物の実測調査、内子地区から五十崎地区までの町並み調査と、盛りだくさんで、手分けしてメンバー総動員でかかりました。

 

以下、内子の風景とともに、どんなことを調査し、考えたかを簡単に。

 

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伝建地区やその近辺以外でも町並み調査を実施しようということで内子周縁部〜五十崎における調査。猛暑の中歩き続け建物一軒一軒の正面意匠や、景観要素となる樹木・水路・石積みなどのピックアップをしました。

何気ない風景に潜む地域の色、というものを拾っていきます。

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本計画のメインテーマの一つとなるであろう小田川と背後の山並み。内子は盆地なのですが川の流れが穏やかだったので江戸期はこのあたりまで船が来ており、写真の場所に船着場があったようです。綺麗に澄んだ川で子供たちが遊ぶ風景は、美しい町並みの背景には守るべき自然があることを強く実感させます。

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川の水の豊かさを象徴する和紙づくり。内子町に残る最大の和紙工場である天神産紙さんではヒアリングと同時に建物の実測調査もさせていただきました。洋紙が日本に流入してからはずっと斜陽産業の和紙ですが、この大きな建物の中には最盛期を思い起こさせる産業の世界が広がっていました。社長さんと、こちらで働いて50年になる社員さんにお話を伺いましたが、どちらも個性的な方で、町に育まれた人柄の良さと逞しさを感じます。

 

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策定委員会の前には、内子の町づくりに様々な場面で貢献している岡田さんと西村先生と一緒にまち歩きをしました(岡田さんをこんな簡単な一言で表してよいものか・・・。写真に写りたがらない学生は先生方の影に隠れています)。

町並みとは何か、川とは何か、岡田さんの出す単純な問いにまだ答える素材を持っていない我々はこの2年間を通してまちから多くを学び、まちに還元せねば、と痛感した次第です。

 

 

プロジェクトが開始して早5ヶ月目。町の人々にいろいろ触発されたこの勢いで、これから突っ走っていきます!