三国會所ワークショップ & 夏の集中調査

こんにちは、M1の森下です。

 三国プロジェクトでは、8月の3日から6日の間と8月の24日から30日の間の二度、三国で現地調査を行いました。8月29日に行われた「帯のまち流し」の調査に関してはM1越野が記事を投稿しているので、僕はそれ以外の調査について書きたいと思います。

 まず、8月初めの調査ですが、この調査は中島先生以下、D1矢吹、M2高橋・柄澤、M1森下の5名で行きました。

 この調査では三国會所へ前回三国祭の際の調査内容をワークショップで報告する事と、金沢・善光寺の空き家改修運動の調査が主な目的。調査報告では、知らなかったとか、住民に見せたいなどの反応を頂いたり、何気ない一言で気付きを貰ったりもしました。

DSC_1544.jpg▲三国會所ワークショップの様子

 またその後の飲み会でも、多様な住まい方のストーリーを知る事の重要性に気付かされる等、刺激を沢山頂きました。

 そして三国を発った後は、金沢と善光寺の空き家改修運動のキーパーソンの方達へヒアリングを行いました。金沢では街・人の力強さ、また善光寺では抜群のセンスや思いの強さを感じ取り、興奮の連続でした。今後は、雲乃井含め三国での空き家活用に応用できる事、比較できる事を詰めていこうと考えています。

 そしてつい先日、8月24日から30日にかけての集中現地調査では、プロジェクトメンバー9人全員が現地入りし、様々な調査を行いました。人数の多さと、一週間という期間の長さを活かして、連日様々な調査に取り組む事ができました。

IMG_5890.jpg▲それぞれ街中に散らばって調査を行った

 三国の街中を歩き回り空間調査を行ったり、三国會所をより知るために各委員長の方々へヒアリングを行ったり、また、住民一人一人のレベルにまで踏み込んで街を知る事が重要だとの思いから、住民や店舗にも可能な限りヒアリングを行いました。ヒアリングでは、予想していた以上に皆さんのおっしゃる事が一人ひとり個性があり、三国と言う街の深みに触れる事ができたように思います。

 また、今後改修を予定している雲乃井の中にもM1が初めて入らせて頂きました。老朽化は否めませんでしたが、間取りやしつらえなどがとても面白く、それぞれ活用の仕方のイメージが膨らんだのではないでしょうか。

 今後は調査のまとめ作業を行い、10月末の三国港東尋坊ストリームで何か面白い事ができないか模索していきたいと考えています!