第1回新宿区景観まちづくりWG

こんにちは。修士1年の若松凪人です。

一週間ほど前、新宿区景観まちづくりワーキングの第1回ミーティングがオンラインで開催されました。中島直人先生が委員長を務められている新宿区景観計画検討委員会のもと、景観形成ガイドラインの改定に向け今後2ヶ月ほどをかけて調査を行うプロジェクトです。現行の景観形成ガイドラインは2006年に東京大学、早稲田大学、工学院大学の学生が区内を隈なく歩いて調査した内容が元となっており、今回は芝浦工業大学、東京都市大学、横浜国立大学も加わった総勢40名以上で景観を巡る価値観や景観そのものの変化を現行ガイドラインに反映させることに挑みます。

キャプチャud20.JPG私は10年ほど新宿区の箪笥地区に住んでおり、卒業制作も四谷の鮫河橋を対象地としたため、新宿区東部はよく知っているつもりです。一方で区全体を見渡せば再開発事業の進む柏木地区や良好な住宅地の広がる落合地区など私の知らない様々な地区が存在し、それぞれが固有の景観特性をもつことが新宿区の魅力だと改めて感じました。今後の調査では小チームに分かれるため全ての地区について深く知ることはできませんが、他チームの発表や他大学の学生との協働から多様な市街地を読み解く力を身に着けていきたいと思います。