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金盼盼特任研究員
JIN Panpan

出身

中国浙江省寧波市

2013年、中国の浙江大学建築工程学部都市計画専攻に入学。2018年に学士号を取得後、同専攻の修士課程に進学し、2021年に修了。同年10月より東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士後期課程に進学し、2025年3月に博士号を取得。学部から博士課程まで一貫して、都市空間構造と制度環境の相互作用に関する研究に取り組む。

都市の中を歩きながら、エリアごとに異なる空間の肌理やリズムを感じ取ることをきっかけに、「都市はどのように構成されているのか」という問いへの関心が芽生える。現在の研究では、都市空間の形態と制度的背景の関係性に着目し、空間が人々の行動や社会的実践をどのように構造化し、都市生活の秩序を形成しているのかを考察している。

都市形態論、空間シンタックス、都市計画史の分析手法を組み合わせ、空間構成が人々の相互作用をどのように組織し、日常的な実践を通じて都市のあり方に影響を与えているのかを明らかにすることを目指す。可視的な空間構造の背後にある、制度や社会構造のロジックを読み解くことを通して、都市の成り立ちとその変容プロセスを捉える研究を展開中。

ResearchGate 


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panpanjin[*]g.ecc.u-tokyo.ac.jp