ワークショップって何?


「まちづくりワークショップ」というのは耳慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言えばみんなで知恵を出し合いながら共同でまちの将来像を描くことです。

●テーマ:釜石の町の将来像を考える

●場所:「釜石まちかど情報館ぴぽぱ」、最終発表会は「市民文化会館」

●主催:東京大学都市工学科都市デザイン研究室、釜石市総務企画部

●参加者:釜石市民、東京大学都市工学科の学生

 

●背景:

 釜石市は、陸中海岸国立公園の中心に位置する自然環境豊かな町です。一方で、近代製鉄業発祥の地でもあり、1857年に日本最初の洋式高炉が建設され出銑に成功して以来、鉄の町として急激な発展を遂げてきました。

 しかし近年は、地域経済の停滞、昭和38年以来続く人口減、就業人口の減少、若者の流出、高齢化等、様々なまちづくりの課題に直面しており、釜石は、将来を見据えた新しい市街地像を考えるべき時期にさしかかっていると言えます。

●目的:

以上を踏まえて、このワークショップでは、市民と学生がそれぞれの立場から町の将来像について考え議論し、将来のまちづくりに繋がる市街地像を描出していきたいと考えています。

主な目的としては(1)釜石市民

と東京大学の学生が、様々な視点から釜石の将来像について考え、今後のまちづくりにつながる提案を行うこと、(2)ワークショップへの直接・間接の参加を通して、まちづくりに興味と関心をもってもらうこと、の二つを考えています。

●内容: 

 学生が準備したまちづくりのテーマに沿って、参加者は町の調査を行い、学生は外来者としての新鮮な目から、市民の皆さんは生活者の視点から釜石の町を捉え直す作業をこないます。次に、学生は彼らの若い発想で町のあるべき姿を考え、市民の皆さんとの議論を重ね、最終的には地図、写真、スケッチなどを用いて町の将来像を描き出します。


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