◇8月7日 商工会議所へのヒアリング


◆事前に考えた質問

・現状

・店の体力の違い

・いままでに商店街で行われた事業

・これから行う予定の事業

・川上に人口が集中していることへの商店街の意識は?

・川上の大型店への対抗策はあるか

・駅前への意識は?

・駐車場整備の意向は?

 

◆ヒアリングの記録

●商店街の中心はどこか

・商店街の中心は大町。元は浜町のオイシンデパート中心だったが衰退し、駅近くに中心が移ってきた。

 人通りの多いところ...1位:ニチイ前(3000人/日)、2位:大渡橋、丸大前(バス停有り)

●新規開店の事情

・新規開店するのは市外から来た人が多い。家賃が高いので中心市街には来にくい。

・何故家賃が高いのか?...商店街の土地は3,4人で所有されており、多少景気が悪くなっても家賃を下げ            ない。

・戦災復興の時に市外から人が来て形成された商店街。よって今も市外から来る人は多いし、入りやすい。

・市外から来る人は、チェーン店に誘われた人が多い。

●個店ごとの体力の違い

・商工会はアーケード設置のために昭和30〜40年にかけてつくった。大町が最後。

 アーケードは今は老朽化のため取り壊しも考えている。

・大町、只越が過去に金融事業に失敗して資金繰りが苦しい。大町は共同駐車場も経営を圧迫している。

●今までに行われた事業

・かつては売り出しをやっていた。

・歩道設置...県の街並み整備事業 土木

・ベンチ設置...商店街

・冬にイルミネーション設置...商店街

●これから行う予定の事業

・宅配事業(月ごとに部落ごとで。電話か FAXで受付)

●川上との関係

・川上から移ってくる店主もいる。

・駅近くの国道283号線の交差点に出店希望が多い

●大型店への対抗策

・釜石市内の大型店はそれほど大きくないので、食品以外は対抗できる。

・パティオの研究をしているが、中心への移転は資金力の面で難しい

●商業以外の施設設置に関する意識

・行政につくってほしい...他力本願

●駅前の整備

・住民も商業者も、核になる大型店がほしい

 シープラザが目玉になるはずだったが、上もののみ

  国の規制のため、営利目的に使えない、

  下水道がない...水物が使えない

  国の補助金を取るため、「市民の交流の場所」としてつくったのが施設を規制している。

・橋上市場の移転先の候補

 農協が出店...資金の折り合いがつかずダメ

 道路の建設...橋の建設ができない

●駐車場設置に関して

・有料駐車場は買い物客には使われない...お金を払う意識がない

・商店主ではなく地主の土地なので、無料駐車場はつくりにくい

●地主さんとは?

・及川さん、川端さん、大久保さん(新日鉄の人)、

・商店主は、土地のみ借りている人が多い。土地と建物を借りている人もいる。

●後継者育成

・青年部が行う。戻ってきたい人も多く、困難ではない。

・新しい人を呼ぶ、一昨年から、公募と家賃補助を行う。

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